北見工業大学

国際交流センター

第9回アジア国際子ども映画祭に係る学校交流を行いました

「第9回アジア国際子ども映画祭北見大会」を前に、映画祭に招かれているアジア各国からの児童・生徒の内、高校生39人が11月26日(木)の午後2時から5時まで、北見工業大学の見学と交流会に来てくれました。通訳・引率を合わせた総勢49人の内訳はマレーシア10人、ブルネイ4人、インドネシア10人、韓国12人、中国が13人でした。
正面玄関に到着した高校生は、バスから降りると同時に雪の多さと寒さに驚いている様子でした。

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最初は、第一総合研究棟2階多目的講義室にて、許斐国際交流センター長が歓迎の挨拶と北見工業大学の説明を行いました。
その後、4つのグループに分かれて研究室見学を行いました。環境・エネルギー研究推進センターでの南先生によるメタンハイドレード等の紹介では、メタンハイドレートを触ってみたり、燃える様子に皆興味津々で見入っていたりしていました。また、鈴木先生によるスキーシミュレーションとスキーブーツ開発の紹介や、原田先生によるQVICの説明と体験でも、その技術に「Oh, My God!」と驚きの声が上がることもあり、本学の研究内容に直に触れる機会を満喫していたようでした。
学内見学で図書館と学生食堂を回った際には、学食のメニューに興味を持つ生徒が多く、本物そっくりのサンプル食品が並んだメニューのショーケースは特に気になっているようでした。

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その後は第一体育館へ移動し、本学の留学生と日本人学生を交えての交流会を行いました。空手道部による演武と体験ミニ稽古では、始めは少し恥ずかしがって声が出ない学生が多くいましたが、最終的には大きな声で発生し、型も形になっていました。それで緊張もほぐれたのか弓道部によるデモンストレーションと実技体験では、弓を引いた体勢「引き分け」体験に果敢に挑んでいました。
着物の着付け紹介では、来日した学生が代表して着物を着て、日本人に負けないくらい華やかなお召姿を披露していました。その後、本学のモンゴル留学生が伝統ダンスとダンスレッスンを、そしてウイグル出身留学生も伝統ダンスを披露してくれました。

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本学の留学生も多数参加し、研究室見学や交流会の際に同じ出身国から来た高校生に通訳のサポートをしたり日本文化に関する詳しい説明を行っていたことで、異文化理解と交流が更に深まっていたようです。

外の寒さを吹き飛ばすような、心温まる交流が繰り広げられたひと時でした。

[研究協力課 2016/04/11 更新]

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