北見工業大学

国際交流センター

慶尚大学校工科大学(韓国)との短期交流研修を実施しました(7月14日-20日)

慶尚大学校工科大学(韓国)との短期交流研修を実施しました(7月14日-20日)

7月14日(木)から20日(水)までの7日間、本学の協定校である韓国晋州市の慶尚大学校工科大学の一行14名を招聘して短期交流研修を実施しました。この研修は両大学の相互理解と友好を深めるために1999年から隔年でお互いの大学を訪問する形で実施しています。今年は慶尚大学校の学生10名(男性5名、女性5名)と4名の引率者が北見を訪れました。

研修1日目は到着後にまず開講式を行いました。本学の韓国人留学生が開講式の通訳として活躍しました。その後、歓迎会では研修中に滞在するホームステイファミリーとの顔合わせもあり、日本語で一生懸命に自己紹介をする姿やホームステイ中に体験してみたいことなどを相談していました。歓迎会には本学の韓国人教員や、昨年、慶尚大学校工科大学へ研修に行った本学の日本人学生も加わったことで和やかな雰囲気となりました。
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2日目は午前中から本語基礎」授業で、簡単な日本語での自己紹介や文字について勉強をし、その後は授業をサポートしていた日本人学生と一緒に学食で昼食をとりました。その後、本学で進められている研究についての理解を深めてもらうために学内施設見学を実施しました。メタンハイドレートの研究やQVIC、そして今春にできたばかりの冬季スポーツ研究推進センターではスキーシミュレーターなどを体験しました。夕方からは、ぼんち祭りの舞踊パレードに浴衣姿で参加をし、日本人と一緒になって北見のお祭りを楽しんでいるようでした。
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3日目はホームステイ先での自由行動でした。知床や山の水族館、温泉などに連れて行ってもらったり、回転寿司、しゃぶしゃぶ、焼き肉など、各ホームステイ先で様々な体験をさせてもらったようです。引率者は北見神社、ぼんちまつりの屋台などを楽しんだそうで、「焼き鳥が美味しかった!」と話していました。

4、5日目には本学の学生11名と一緒に1泊2日の研修旅行へ行きました。オホーツク周辺の観光スポットを巡る旅行では、初日に美幌峠、摩周湖、硫黄山、砂湯へ行きました。宿泊先の屈斜路研修所で行った交流会では「コンベ!」(韓国語で「乾杯」、の意)の声と共に盛り上がりながら、夜が更けるまで楽しい時間を過ごしました。翌日は網走の北方民族博物館と流氷館を見学して来ました。
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6日目の午前中は「日本語基礎」の授業で北見の思い出を発表しました。「硫黄山がおもしろかったです」「たこ焼きが美味しかったです」など、充実して楽しかった様子がうかがえました。続く「日本文化」の授業では日本での体験をもとに文化の違いをおさらいしました。午後は北見市長を表敬訪問し、各自日本語で自己紹介したり、北見の印象や思い出などを伝えていました。今年は北見市が韓国の晋州市と姉妹都市提携30周年になることから10月には北見市主催の交流旅行も企画されているそうです。夕方からの閉講式・送別会にはホームステイ先のご家族や、関わりのあった本学の日本人学生、通訳を担当した韓国人留学生なども集まって大変賑やかになりました。最終日の7日目は早朝の出発で、ホームステイファミリーや本学の日本人学生に見送られながらの離北となりました。
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このように短期交流研修を通じて日本と韓国の両国間が交友を深められることを大変うれしく感じています。言葉や文化の違いがありながらも一緒の時間を仲良く過ごすことができること、それらを通じてお互いの理解が深められることについて研修を通して改めて感じました。この温かい交流が今後も続くように国際交流を進めてまいりたいと思います。
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最後になりましたが、一週間の長い間、本学を訪問してくれました慶尚大学校工科大学の皆様、ホームステイにご協力して頂いたご家族の皆さま、この研修を支えてくださった多くの皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。カムサハムニダ(どうもありがとうございました)。

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