インターナショナルCアワーを開催しました
5月24日(水)の16:30から第1総合研究棟ミーティングルーム2において、インターナショナルCアワーを開催しました。今回のCアワーは、サウジアラビア王国からの留学生カリーファ・ムジャヒド・ジャマアル・アさんによるお国紹介でした。サウジアラビア王国は観光で訪れることができない国ということで、会場は本学の日本人学生、留学生と多くの北見市民で一杯になりました。
本学で唯一のサウジアラビア人であるカリーファさんは情報システム工学科4年生です。発表前には「日本とサウジアラビアの違うところだけではなく、同じところも紹介したい!」と意気込んでいました。
参加者には最初に「サウジアラビアコーヒー」とドライフルーツの「棗(なつめ)」がカリーファさんから振る舞われました。コーヒーを飲みながら食べるというドライフルーツの「棗」とコーヒーの材料はお母様が故郷から送ってくれたそうです。断食明けには欠かせない食べ物として、毎年この時期に送ってもらうそうです。
カリーファさんは第四夫人の長男で兄弟が14人いるそうです。一夫多妻制の説明と共にカリーファさんの大家族画像が紹介された会場にはどよめきが起りました。続いてサウジアラビアの結婚式や踊り、イスラム教、メッカの内部や巡礼の様子、アラビア語の特徴、学校教育制度、代表的な食べ物などについて、360度の美しい画像や動画を使いながら詳しく説明してくれました。民族衣装は3着の実物が会場に展示され、着用の仕方等も実演してくれました。
発表後は参加者からの質問がとめどなく続き、Cアワーがお開きとなった後にも大勢の参加者に囲まれたカリーファさんは質問に答え続けていました。実際には観光に行けないサウジアラビア王国ですが、カリーファさんのおかげで、美しい景色や街の様子、人々の生活などを知ることができました。
岡崎さん(機械工学科2年)は、「知らないことばかりで本当におもしろい発表だった!スパイスの効いたコーヒーと甘い棗を食べる風習は、日本の茶道に似ていると思った。」と驚きの表情で話していました。
ご参加くださいました大勢の皆様とカリーファさん、どうもありがとうございました!!
[研究協力課 2017/05/31 更新]