北見工業大学

学生の活躍

フセイン・ザナティさん(本学大学院博士後期課程)がESDユネスコ世界会議で講演

本学博士後期課程学生のフセイン・ザナティさんは、母国エジプトのミニア村での教育実践を通して取り組んでいる研究テーマ「ICTを利用して生徒が自主的に学習する環境を構築する研究と国際的な実践」について、第41回日本賞教育コンテンツ国際コンクール及びESDユネスコ世界会議で発表しました。

10月15日~21日に東京で開催されたNHK主催第41回日本賞教育コンテンツ国際コンクールにおいて、フセインさんの応募した「生徒たちが積極的に自主開発できる学習環境の提供を目指した実践ビデオ」が、国際交流基金理事長賞のファイナリスト5件に選出され、最終審査会で高く評価されました。惜しくも受賞には至りませんでしたが、その後主催者側からESDユネスコ世界会議での招待講演を依頼されました。

11月10日~12日に名古屋で開催されたESDユネスコ世界会議では、世界各国教育関係閣僚、国際協力機構理事長、NHK国際放送局長等が出席された分科会において、エジプト・ミニア村での教育実践を中心に45分間の講演を行いました。活動内容の他、ディジタル撮影技術も評価され、緊張を強いられながらも貴重な体験をしたようです。本研究の内容及び実践活動が主要な国際会議で評価されたことは、本人の研究成果はもちろんのこと、北見工業大学のアピールにも貢献されました。

 

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日本賞教育コンテンツ国際コンクールでのパネルディスカッション
(左がフセインさん、右は通訳のラッセル・グドール氏)

 

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ESDユネスコ世界会議にてユネスコ事務局長イリナ・ボコヴァ氏と

 

[企画総務課 2016/04/11 更新]

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