北見工業大学

大学からのお知らせ

北見管内漁業協同組合長会との包括連携協定を締結しました

 7月8日、雲間から日差しが差し込む中、サロマ湖を背景としたサロマ湖鶴雅リゾート屋外会場にて、北見管内の全10漁協の組合長で組織される北見管内漁業協同組合長会と連携協定を締結しました。本協定は、産業構造の変化などの社会経済情勢への変化や地域の課題について共通認識を持ち、包括的に連携協力し、相互の人的・知的・物的資源の活用と交流を図ることにより、水産業の活発化による活力ある地域社会を創生することを目的としています。

 

 連携協定の背景としては、第1次産業地域に立地する工業大学として、工学的見地から地域産業の発展と高次化に貢献することを重要戦略と位置付けている北見工業大学と、漁業ならびに水産業の課題解決に工業的な支援・協力を必要とする北見管内漁業協同組合長会の思惑が合致したものです。

 

 調印式において、鈴木聡一郎学長は「大学が持つ研究シーズを第一次産業への工学的支援へと展開することでシナジーイノベーションを起こし、地域が培ってきた技術の継承と発展や地域固有の課題解決を目指したい」と述べ、阿部與志輝組合長会会長は「北見工業大学との関わりを強め、技術課題の解決のみならず、漁業に興味を持つ学生が増えるよう先生方と協力していきたい」と抱負を述べられました。また、ご来賓の北海道オホーツク総合振興局産業振興部坂本達彦水産課長からはオホーツク地域の第一次産業の発展に期待を込められたご祝辞をいただきました。

 

 本学は平成29年にオホーツク農業協同組合長会、北海道オホーツク総合振興局管内9森林組合とも包括連携協定を結んでおり、今回の協定締結により、地域の基幹産業である農業・林業・水産業との連携・協力の体制を整えることができました。

 

    

握手を交わす鈴木学長(左)と阿部会長(右)       オホーツク総合振興局坂本水産課長からのご祝辞

              

               

北見工大、北見管内漁業協同組合長会関係者        調印式はサロマ湖鶴雅リゾートにて行われました

[研究協力課 2019/07/11 更新]

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