北見工業大学

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本学大学院生が令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会において YPC (ヤングエンジニアポスターコンペティション)奨励賞を受賞

 令和元年9月3日(火)~6日(金)、広島工業大学にて開催された令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会において、本学大学院生の佐藤孝政さん(博士後期課程 寒冷地・環境・エネルギー工学専攻1年)と、中村綾花さん(博士前期課程 電気電子工学専攻1年)のポスターセッションにおける発表論文がYPC(ヤングエンジニアポスターコンペティション)奨励賞を受賞しました。
 それぞれの論文タイトルは、佐藤さんが「PMSG風力発電機の仮想慣性制御による電力系統の過渡安定度改善」、中村さんが「HVDC連系線による大規模ウィンドファームを有する電力系統の周波数安定化」であり、いずれも大規模な導入に伴って電力系統に周波数変動や過渡安定度低下等の悪影響が懸念されている風力発電の更なる導入拡大のための新しい制御方法を提案するものです。多くの原子力発電が停止し、電力需要の大半を火力発電に頼っている中で、これら再生可能エネルギー電源の更なる拡大は喫緊の課題であり、この解決に向けた二人の研究の今後の進展が期待されます。

 


受賞した中村さん(左)と佐藤さん(右)

 

     
説明する佐藤さん(写真上)と中村さん(写真下)

 

 

[企画総務課 2021/09/07 更新]

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