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社会環境工学科・富山和也助教が第二十回舗装工学奨励賞を受賞

このたび、社会環境工学科・富山和也助教が、公益社団法人土木学会 舗装工学委員会より、第二十回舗装工学奨励賞を受賞しました。

同委員会では、1996年以降、年1回、舗装工学講演会を開催すると同時に、舗装工学論文集(土木学会論文集E1(舗装工学))を発刊しています。舗装工学奨励賞は、その論文集の中から、40歳未満の若手研究者を対象に、優れた研究成果に対して授与されるものです。
富山助教は、論文「心拍変動解析に基づく精神疲労を考慮した路面平坦性評価」の成果が認められての受賞となりました。

富山助教の研究は、本学社会環境工学科の川村 彰教授、イタリアのパドヴァ大学(University of Padova)のDr. Riccardo Rossi、Dr. Massimiliano Gastaldi並びにDr. Claudio Mulattiとの国際共同研究の一環として、独立行政法人日本学術振興会からの助成(科学研究費助成事業 若手研究(B))により実施しているものです。
従来、舗装路面の評価は、車両走行時の快適性や安全性に立脚したものが主であり、潜在的な精神疲労に及ぼす影響は不明でした。富山助教らは、今回の論文において、路面性状由来の精神疲労を「受動疲労」と定義し、生体情報として得た心拍変動の解析により、受動疲労に基づく路面の平坦性評価手法について検討しました。本学所有の路面評価型ドライビングシミュレータを用いた実験結果に基づき、心拍変動指標と平坦性の世界標準指標である国際ラフネス指数(IRI)の関係をモデル化することで、車両走行時の時間変化に依存した受動疲労に基づく平坦性評価が可能であることを示しました。

路面の状態は、道路利用者評価に直結し、豊かなモビリティ社会をつくるために欠かせない、道路・交通環境の重要な評価指標です。特に、近年では、人口構造及び社会基盤施設の高齢化が深刻化し、移動時の精神的負担を把握することで、ドライバの疲労軽減や交通事故低減につながるような、道路利用者の視点を取り入れた質的満足度の高い道路整備の必要性が高まっています。
富山助教らの研究成果は、こうした社会的要求に応えるとともに、舗装工学における学術的な貢献が評価され受賞に至りました。

 

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舗装工学講演会で発表する富山助教
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舗装工学奨励賞

[総務課 2016/04/11 更新]

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