北見工業大学

国際交流センター

短期留学生工場見学会を開催しました

留学生工場見学会を11月25日(金)に開催しました。今年は留辺蕊町の「野村興産株式会社イトムカ鉱業所」を見学させてもらった後に「山の水族館」へ立ち寄りました。天気にも恵まれ、留学生22名と、留学生のチューターをしている日本人学生1名の合計23名が参加をしました。
 行きの道中は、バスの中で自己紹介をしたり、車窓からの美しい冬景色を楽しんでいる内に「野村興産株式会社イトムカ鉱業所」へ到着しました。留辺蕊町のイトムカ鉱業所は、日本で唯一、使用済み乾電池のリサイクルを行っており、その他にも水銀を含む蛍光灯など様々な有廃棄物を安全にリサイクルしている貴重な鉱業所ということで、留学生は到着時から興味津々の様子でした。はじめにリサイクルシステムを説明してもらい、分けられた亜鉛、マンガン、アルミなどの物質を実際に見せていただきました。リサイクル精製された金属水銀を持たせてもらった留学生は、その重たさに驚いていました。その後はヘルメットを着用して工場内を見学させてもらいました。廃棄物処理プラントで電池が分別されている形状選別機や、水銀を気化させるロータリーキルンといった巨大な装置には特に驚いて感激をしていました。今回の工場見学は、工学を学ぶ学生にとって、使用済みの様々な廃棄物を安全に処理、リサイクルすることが大切であることや、環境のことを考えて「ものづくり」を行うことが重要であるなど、様々なことを考える貴重な経験となりました。

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 その後は「山の水族館」に立ち寄り、滝つぼの写真撮影や、ふれあいタッチコーナーのドクターフィッシュを楽しんでいました。

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道中のバス内では留学生同士の交流も大いになされていたようで、親睦も深まり地域に対する理解も深まる実り多き工場見学会となりました。
最後になりますが、ご対応していただいた野村興産イトムカ鉱業所の皆様、どうもありがとうございました。

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