北見工業大学

国際交流センター

慶尚大学校工科大学(韓国)との短期交流研修を実施しました(9月10日-17日)

9月10日(火)から17日(火)までの8日間、本学の協定校である韓国晋州市の慶尚大学校工科大学を訪問し、短期交流研修を実施しました。
この研修は、両大学の相互理解と友好を深めるために1999年から隔年でお互いの大学を訪問する形で実施しています。今年は、夏季休業期間を利用し学生10名が研修に参加しました。
韓国到着2日目から、研修がスタートしました。開講式の後、工科大学の研究室訪問、工場訪問、キャンパスツアーが実施され、午後からは韓国文化に関する特別講義を受講しました。

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3日目の午前中は韓国語の特別講義を受講し、午後からは晋州市から車で30分離れた場所で開催されている「山清世界伝統医薬EXPO」を見学し、漢方や健康について勉強しました。

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4・5日目は、百済の都である扶余・公州の見学旅行に出かけました。扶余では、国立博物館、百済文化団地、扶蘇山、落花岩、白馬江を見学し、公州では、国 立博物館と宋山里古墳群を見学し、晋州に戻りました。また、6日目は自由時間を利用し、釜山を日帰り旅行しました。釜山では、南浦洞で買い物を楽しみ、広 安里海水浴場で夜景を楽しみました。

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最終日、韓国伝統の茶道の特別講義を受けました。この講義ではお茶だけでなく、お花、お菓子やそれに関連する様々な事総合的に教えて頂きました。

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今回、研修に参加してくれた学生さんは非常に元気で、陽気で、社交的であったので、お互いにとって毎日楽しく過ごせたのではなかったかと思います。韓国人学生ともスムーズに会話を始めていたので彼らの隠れた才能に少し安心しました。

通訳をしてくれた韓国人学生は3名とも非常に優秀で、親切で、温厚な人柄でした。3名中2名は日本への留学経験もなく流暢な日本語で対応してくれ、 本学の学生を地元の人しか行かないようなお店に連れて行ってくれました。そこでどんなことを話してどんなことを感じたのかは私にはわりませんが、お互いの ことを理解し、人間的な距離が近づいたのではないかと思います。

日本と韓国は政治的に常に対立していますが、日本人と韓国人は時間をかけて付き合えば、お互いのことを理解し合えること、仲良く過ごせることを、今回の研修で感じてくれれば幸いです。

最後になりますが、一週間以上もの長い間、私たちを快く受けれてくださった金学長をはじめ、工科大学の皆様に感謝申し上げます。来年の本学訪問を心よりお待ちしております。

[研究協力課 2016/04/11 更新]

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