北見工業大学

国際交流センター

「ユース・オブ・ワールド2014冬」に参加しました(12月21日-23日)

12月21日(日)から12月23日(火)の3日間に渡り、国立日高青少年自然の家にて開催された「ユース・オブ・ワールド2014 冬」に、本学の留学生5名が参加しました。8月10日(日)から12日(火)に国立大雪青少年交流の家で開催された第1回目に続き、第2回目も同じ参加者 を迎えての開催であったため、アットホームな雰囲気の中、スタートしました。
「持続可能な共生社会の実現に貢献し得る態度を養うとともに、グロー バルな視点を備えた次世代のリーダーの育成を図る」という趣旨の下、日本人と留学生から成る5つのグループに分かれ、「地域の伝統文化」「自然との共生」 「多文化交流」「国際理解・協調」に関する7つの活動(Global Action)が行われました。
和太鼓や書道、アイヌ文化博物館など、普段 体験することができない伝統文化に触れることができ、留学生たちは、目を輝かせていました。また、スキーやスノーキャンドルといった雪や氷の体験もあり、 氷点下の中、寒さを忘れるほど参加者全員、一生懸命取り組んでいました。グループごとに作ったスノーキャンドルに灯がともった際には歓声が沸き起こりまし た。

1日目の夜には、帯広畜産大学および本学の留学生たちの自国についてのプレゼンテーションが行われ、参加者の日本人大学生、高校生、 社会人の方々と一緒になり、白熱した議論が交わされました。夏に引き続き2回目ということもあり、参加者の間で、既に信頼関係が出来上がっていたからこ そ、国と国の間の複雑な問題についても、深く議論できたのではないかと感じました。

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2 日目の夜のパーティでは、参加者たちが協力し、会場の飾り付けや料理を行い、出来上がった手巻き寿司とお鍋を頂きながら、ゲームやアイヌの絵本紹介などの 各グループの出し物を楽しみました。そして最後には、アイヌの民族衣装を着て、SMAPの「世界にひとつだけの花」を、日本語と中国語で大合唱しました。

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3 日間の様々な活動を通して、お互いに協力して1つのことを成し遂げるうちに、国や国境を越え、仲間としての絆ができたようでした。本プログラムで学んだア イヌ語のあいさつ「イランカラプテ(あなたの心にそっと触れさせて頂きます)」という思いやりの精神が、参加者全員に息づいているように感じられました。 これも一重に、主催者である国立大雪青少年交流の家および国立日高青少年自然の家の皆様のご尽力のおかげです。本当にありがとうございました。

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[研究協力課 2016/04/11 更新]

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