北見工業大学

国際交流センター

「北方圏国際シンポジウム―オホーツク海と流氷」に参加しました

毎年紋別市で開催される「北方圏国際シンポジウム―オホーツク海と流氷(2月15日〜19日)」に今年もご招待頂き、本学の留学生18名が参加しました。

あいにくの悪天候でしたが、無事会場に到着し、まずは、紋別市国際交流委員会会長から、その日にホームステイさせて頂くご家族のご紹介がありました。留学生たちは、少し緊張した面持ちで、ホストファミリーたちに自己紹介をしていました。その後、いよいよシンポジウムが開幕しました。開会式では、紋別市市長からご挨拶があり、その中で、シンポジウムの発起人である故青田昌秋先生のご意志を 受け継いだ有志や市民の方々の協力で今日まで続けて来られたというお話があり、30回目という記念すべき年に参加できたことに胸が熱くなりました。

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また、開会式にて本学の留学生の紹介もして頂き、会場の方々から暖かい拍手を頂きました。記念講演として予定されていた「さかなクンのギョギョッとびっくり!オホーツク」は、悪天候のため中止になりましたが、北見地区吹奏楽連合紋別支部の吹奏楽の演奏と、紋別大谷幼稚園の園児たちのソーラン節などのアトラクションを楽しみました。

夜には、記念レセプションに参加し、地元のボランティアグループの方々の手作り料理を堪能しました。紋別牛のステーキやちゃんちゃん焼き、ホタテのステー キ、イカめしなどの郷土料理の実演もあり、留学生たちは熱々の料理を美味しそうに頬張りながら、参加されていた研究者や市民の方々と歓談していました。
また、アトラクション披露では、中国人留学生2人が歌を、台湾人留学生は笛の演奏を行い、その素晴らしいパフーマンスに、「プロみたい!」という声が会場から上がっていました。手拍子で会場が一体になるほど、盛り上がり、楽しい夜となりました。
記念レセプションの後には、留学生たちは、各々のホストファミリーのお宅に帰って行きました。

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翌日は、午前中に、基調講演や学術シンポジウムの発表を聞きました。基調講演では、本学を退職され、現在はオホーツク流氷科学センター所長でいらっしゃる 高橋修平先生から、ご講演があり、極致の氷や海水に関するご研究や、30年のシンポジウムの歴史についてお話がありました。留学生たちは、英語での基調講 演を熱心に聞いていました。

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午後には、流氷科学センターにて、動画アストロの鑑賞および展示の観覧をした後に、とっかりセンターで、アザラシと触れ合いました。
その後オホーツクタワーを見学し、水族館で深海の生き物を見学しました。悪天候で、ガリンコ号に乗って流氷を見ることができませんでしたが、留学生たちはオホーツクタワーからの眺めを満喫し、帰路に着きました。

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このような素晴らしい機会を与えて下さった関係者の皆様、ホームステイをさせて頂いたご家族の皆様、本当にありがとうございました。

[研究協力課 2016/04/11 更新]

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