北見工業大学

大学概要

教員の紹介

黒河 賢二
KUROKAWA Kenji
情報デザイン・コミュニケーション工学コース / 教授
情報通信系

研究者情報

  • 学位

    博士(理学)

  • 担当授業科目

    情報デザイン・コミュニケーション総合工学I,情報デザイン・コミュニケーション総合工学II,先端光通信工学,電気磁気学,地域未来デザイン工学入門

  • 専門分野

    非線形光学、光通信

  • 研究テーマ

    高入力光下における光ファイバの信頼性に関する研究と超大容量光通信システム構成法への応用

  • 研究内容キーワード

    光ファイバ,ファイバヒューズ,超大容量光通信

  • 所属学会

    電子情報通信学会、応用物理学会、日本物理学会、IEEE(SM)、OSA(SM)

研究室の概要

高入力光下での光ファイバ伝送路の信頼性に関する研究を行っています。情報化社会の益々の発展に伴い光伝送容量の爆発的な増加が今後も予想され、それに伴い光ファイバ伝送路内のパワーも増大し、ファイバヒューズと呼ばれる光ファイバの恒久的破壊をもたらす一種の燃焼現象の発生が懸念されています。本研究室では、ファイバヒューズの基礎的研究とそれに基づいた光通信システムの安全性に関する研究を行っています。

研究室の研究テーマ

  • 光ファイバ中のマイクロプラズマ(ファイバヒューズ)の基礎的研究

    ファイバヒューズは、高入力光下での光ファイバの局所的加熱をきっかけとして5千度を超える高温のプラズマが発生し、光ファイバを破壊しながら伝搬し続ける現象です。各種光ファイバにおけるファイバヒューズの伝搬特性や発生条件の定量的測定を通じて、ファイバヒューズの発生・伝搬メカニズムの解明を進めるとともに、ファイバヒューズ耐性が高く、安全に大容量伝送を実現できる光ファイバならびに光通信システムの検討を進めています。