北見工業大学

学生の活躍

本学学生が国際会議でBest Paper Awardを受賞

本学生産基盤工学専攻のヌルアイヒマティジャン・アブリズさんが、8月11日(火)に中国・大連で開催された国際会議ICPT (The International Committee on Pavement Technology)2015で、「Best Paper Award」を受賞しました。

ICPTは、国際会議を通じて異なる国や地域の研究者と技術者が交流し、世界中の舗装技術の進歩を促進することで、発展途上国における舗装技術を向上させることを目的としています。特に、急速に発展する東アジア地域において、アジア諸国の研究者・技術者が他の国や地域の研究者・技術者と交流し、それぞれの経験や技術を交換することに重点をおいています。1993年以来第9回目の開催となった今回は、30の国と地域から650名の参加があり、171件の研究発表がありました。

ヌルアイヒマティジャン・アブリズさんは、社会環境工学科 川村彰教授、富山和也助教、並びに社会環境工学専攻修了生 藤田旬氏らで行った研究「Measurement and Evaluation of Road Roughness Conditions by Using a Compact Road Profiler and ArcGIS」について発表しました。本研究は、簡易な路面測定装置とGIS(地理情報システム)およびドライビングシミュレータを組み合わせ、経済的かつ効率的に舗装路面の状態を測定し評価することを目的としたものです。この研究成果は、新たな路面測定・評価技術として、今後も発展が予想されるアジア地域のみならず、世界各国における舗装マネジメントへの貢献が期待されるものです。この研究内容と成果が評価され、今回の受賞となりました。

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       授賞式の様子

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受賞を喜ぶヌルアイヒマティジャン・アブリズさん

[企画総務課 2016/04/11 更新]

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