北見工業大学

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北京オリンピック銀メダル獲得祝賀会・記念講演会を開催しました

 9月12日(月)、本学講堂において「北京オリンピック銀メダル獲得祝賀会・記念講演会」を開催しました。

 本祝賀会・講演会は、北見市の女子カーリングチーム「ロコ・ソラーレ」の活躍により冬季スポーツへの関心が高まり、本学の研究環境の整備が進んだことから、ロコ・ソラーレのチームの皆様、北見市を中心とした地域住民の皆様に感謝の気持ちを込めて開催しました。当日は新型コロナウイルス感染症対策を講じた中で、約150人が参加しました。

 記念講演会では、鈴木聡一郎学長による挨拶に続き、本学の桝井文人教授が「カーリング支援技術の確立を目指す実証型工学研究」と題して、同じく亀田貴雄教授が「ストーンが曲がるメカニズムおよびスウィーピングでストーンの軌跡が変わるメカニズムに関する最近の研究紹介」と題して、それぞれ講演を行いました。

 祝賀会では、ロコ・ソラーレの5選手と本橋麻里代表理事が登場し、辻󠄀直孝北見市長からの花束贈呈、鈴木学長からの目録贈呈の後、藤澤五月選手が感謝の言葉とともに、「勝ったり、負けたり、泣いたり、笑ったり、本当にドラマチックな大会を経験することができました。今後も銀メダルに満足することなく、世界一に向けてチームとして成長し続けられる、そして、愛されるチームになっていきたいと思います。」と述べました。

 引き続き、桝井教授、亀田教授及びロコ・ソラーレの選手らによるパネルディスカッションが行われ、平昌オリンピックや北京オリンピックでの写真を交えながら、当時の激闘を振り返るとともに、ストーンの曲がり方やAIを活用した動作解析の研究等について意見を交わしました。

 本学卒業生である鈴木夕湖選手は、「私たちは同じメンバーでずっと一緒にやっているからこそ、細かいところまで突き詰められてきていると実感しています。結果ばかりにとらわれずに過程を大切にして、一歩一歩また強くなっていけたらいいなと思っています。」と今後の抱負を語りました。

当日の様子

挨拶する鈴木学長 講演する桝井教授
講演する亀田教授 花束贈呈
挨拶するロコ・ソラーレの藤澤五月選手 パネルディスカッションの様子

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