半導体関連産業の実務家教員による講義を実施しました
10月22日(火)、本学A105講義室において、半導体関連産業の実務家教員による講義を実施しました。(実施案内はこちら)
本学は、次世代半導体の製造を目指すRapidus株式会社の北海道進出を受けて設立された「北海道半導体人材育成等推進協議会」に参画し、半導体産業に関わる人材の育成に努めております。
本講義は、同じく協議会に参画する公益財団法人 北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団)、経済産業省北海道経済産業局のご協力を得て、大学院工学研究科応用化学プログラム1・2年生の選択科目「応用化学特別講義」の一部として開講し、当該プログラムの履修生の他、半導体産業に興味がある他プログラムの大学院生や学部生・教職員等、約70人が参加しました。
初めに、「シリコンウェーハの製造プロセスと高品質化」と題して、神田忠氏(株式会社SUMCO 人事労政部)から半導体素子の基板として用いられるシリコンウェーハの製造についてご講義いただきました。
続いて、「誰にでもわかる! 半導体ができるまで — 半導体概要 および 製造工程について」と題して、平野次彦氏 (元・公立はこだて未来大学 参事/産学官連携コーディネータ)から半導体製造プロセスをわかりやすく丁寧にご説明いただきました。
参加者は、実務家教員2名による貴重な講義内容を熱心に聞き入り、終了後には学生から多数の質問が挙がるなど、半導体関連産業への関心の高さがうかがえました。
神田氏による講義の様子 | 平野氏による講義の様子 |