教員の紹介
研究者情報
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学位
博士(水産学)
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担当授業科目
地域未来デザイン工学入門,バイオ食品工学概論,食品化学,バイオ食品工学実験II,食品加工貯蔵学,バイオ食品工学演習II,食品栄養化学,スポーツ工学,バイオ食品工学特別講義II,学術文献英語,プレゼンテーション演習
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専門分野
食品機能学、栄養生理学
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研究テーマ
培養細胞を用いた食品成分のアレルギー抑制作用評価,培養細胞を用いた食品成分の炎症抑制作用評価,食品成分のアテローム性動脈硬化症抑制作用評価
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研究内容キーワード
機能性食品,生活習慣病,アレルギー,炎症,アテローム性動脈硬化症,活性酸素,細胞工学,免疫,ポリフェノール,ハマナス,タマネギ,アイヌ民族の食文化
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所属学会
日本食品科学工学会,日本栄養・食糧学会,日本農芸化学会,日本フードファクター学会,日本酸化ストレス学会,日本水産学会
研究室の概要
食品機能学分野(新井)
近年、生理機能を示す食品が注目されており、さまざまな特定保健用食品や機能性表示食品が開発されています。本研究室では、オホーツク地域に特有の農産物(ハマナス、タマネギ、ハッカ等)に含まれるポリフェノールをはじめとする抗酸化物質の生理活性(抗アレルギー、抗炎症、抗動脈硬化症)を培養細胞を用いて評価し、地域の産業・経済の振興に貢献します。
研究者情報: http://hanadasearch.office.kitami-it.ac.jp/searchja/show/id/1200
生物物理学・情報生命科学分野(近藤)
生命科学や化学の分野でもコンピュータを用いた研究が増えています。本研究室では、シミュレーションやディープラーニングを用いてタンパク質の機能の仕組みを研究しています。タンパク質は免疫応答、代謝、光合成などあらゆる生命機能に関わっているため、その仕組みを理解することは医療や産業にも役立つと期待されています。
研究者情報:http://hanadasearch.office.kitami-it.ac.jp/searchja/show/id/1327
研究室の研究テーマ
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食品由来ポリフェノールによる抗アレルギーおよび抗炎症作用
国民のアレルギー疾患の罹患率は現在約50%であり、さらに増加傾向にあります。花粉症等のアレルゲンの体内侵入は、免疫細胞である好塩基球等を刺激し、ケミカルメディエーターによる過剰な粘液分泌等の症状を呈します。細菌・ウイルス感染などによる局所的組織障害は、免疫細胞であるマクロファージ等を刺激し、一酸化窒素およびサイトカインによる炎症反応を誘導します。アレルギーや炎症の抑制は、薬剤に依存していますが、副作用が懸念されています。本研究室では、ハマナス等に含まれる食品由来ポリフェノールの抗アレルギーおよび抗炎症作用を培養細胞を用いて明らかにし、機能性食品の開発に貢献します。
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食品由来抗酸化物質によるアテローム性動脈硬化症の予防
脳血管疾患および心血管疾患などの循環器系疾患は、日本人の死因の約1/4を占め、その予防は国民の健康を維持する上で重要な課題です。脳血管疾患および心血管疾患の主な原因であるアテローム性動脈硬化症は、活性酸素(ROS)による低密度リポタンパク質の(LDL)の酸化によって誘導されます。本研究室では、LDLの酸化を抑制する食品成分を探索し、アテローム性動脈硬化症を予防する機能性食品の開発に貢献します。
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ヘムタンパク質の機能発現メカニズムの解析
ヘムタンパク質はヘムを補因子に持つタンパク質群で、様々な生体機能を担っています。例えば、ヘモグロビンは酸素を運搬し、シトクロムc は電子を伝達します。酸素の吸着や電子の受け渡しを担うのはタンパク質に結合しているヘムですが、ヘムが多様な機能を発現する仕組みは明らかになっていません。本研究室では、ヘムタンパク質の立体構造データの網羅解析により、タンパク質構造・ヘムの分子構造および電子構造・タンパク質機能の関係を解明することを目指しています。