本学教員・学生が2016年度JC-IGS論文奨励賞を受賞
本学大学院の卒業生である佐々木貴さんと社会環境工学科の川尻峻三助教が国際ジオシンセティックス学会日本支部より、2016年度JC-IGS論文奨励賞を受賞しました。
JC-IGS論文奨励賞は2014年と2015年のジオシンセティックス論文集に掲載された論文の中から、ジオシンセティックスに関する研究を行い、将来、学術および技術の進展に貢献が期待される論文の著者(満35歳未満)に授与されるものであり、2016年12月に福井県で開催された第31回ジオシンセティックスシンポジウムで表彰式が行われました。
受賞した論文タイトルは「ベントナイト系遮水シートと土の摩擦抵抗に関する実験的検討」であり、ため池などで使用され始めているベントナイト系遮水シートと土の摩擦特性を本学にある一面せん断試験装置を用いて詳細に検討したものです。得られた成果はベントナイト系遮水シートを用いた改修堤体の豪雨や地震時における安定性評価にとって貴重な情報であり、実施した数多くの精緻な試験が高く評価されたものです。
左から国際ジオシンセティックス学会日本支部支部長 三木博史様、佐々木さん、川尻助教
[企画総務課 2021/05/19 更新]