地域と歩む防災研究センター教員らが土木学会技術賞及び地盤工学会技術業績賞を受賞しました
このたび、本学社会環境系の山下聡教授、川口貴之教授(地域と歩む防災研究センター(通称:SAFER))、川尻峻三SAFER前センター長が参画した、平成30年9月に発生の北海道胆振東部地震により被災した札幌市清田区・里塚地区の市街地復旧に関する事業が、公益社団法人土木学会「令和3年度土木学会技術賞」及び公益社団法人地盤工学会「令和3年度地盤工学会技術業績賞」を受賞しました。
震災発生によって液状化した土砂の流動により大規模な地盤沈下が発生し甚大な被害が生じた札幌市清田区・里塚地区において、震災直後から現地調査を行うなど、札幌市建設局市街地復旧推進室を筆頭に産官学が一体となり、最新の土木学・地盤工学の知見・情報等を駆使して復旧してきた取組みが評価され、2つの由緒ある賞の授賞となりました。
震災発生後、令和2年12月には札幌市建設局とSAFERにおいて防災・減災に関する包括連携協定を結び、より強固な連携で進めてきた結果が今回の評価に結び付きました。
これに加え、川尻峻三SAFER前センター長がオホーツク地域創生研究パークにて実施した大規模水路実験における成果論文が、「令和3年度土木学会論文奨励賞」を受賞しました。
土木学会賞は令和4年6月10日に東京都にて、地盤工学会賞は令和4年6月14日にオンラインにて表彰式が行われる予定です。
事業内容の詳細・受賞メンバーについては下記のリンク先にてご確認ください。
・公益社団法人土木学会HP「令和3年度土木学会賞受賞一覧」
https://www.jsce.or.jp/prize/prize_list/p2021.shtml
・公益社団法人地盤工学会HP「令和3年度地盤工学会賞受賞者」
https://www.jiban.or.jp/?page_id=17070