北見工業大学

大学からのお知らせ

オホーツク農林水産工学連携研究推進センター第3回シンポジウムを開催します

 北見工業大学オホーツク農林水産工学連携研究推進センター(通称:CAFFÈ)では、第一次産業を基幹とするオホーツク地域に立地する工業大学として、第一次産業の工学的支援に取り組んでいます。地域の第一次産業従事者や関連法人・団体とのネットワークを構築しながら、当センターを拠点とした地域第一次産業の課題解決を目指しています。

 これまでの成果として、当センターと株式会社常呂町産業振興公社との共同研究において、ホタテ貝殻粉末の粒状化に成功し、粒状土壌改良剤の生産の開始等をはじめ、研究、開発実用化を進めてまいりました。当センターによる地域第一次産業への工学的支援の取り組みは、少しずつではありますが、着実に歩を進めております。

 本シンポジウムでは、当センターの取り組みを広く地域の皆様へご紹介するとともに、人手不足を解消する作業の機械化など地域第一次産業への工学的支援について有識者を招き議論を交わします。

開催概要

開催テーマ

「一次産業のスマート化に向けた次のステップ ―研究から実用化までを考える―」

開催日時 

2023年11月23日(木・祝) 13:00~

開催会場 

北見工業大学 3号館2階 多目的講義室
(MAP:北海道北見市公園町165番地

[本学までのアクセスはこちら

参加費用

無料

プログラム

時間 セッション 内容
13:00~13:10 開会挨拶:鈴木 聡一郎 学長(予定)
13:10~14:30 研究成果・事例報告 オホーツク農林水産工学連携研究推進センター
  センター長  星野 洋平 教授
  副センター長 浪越  毅 准教授(農業連携担当)
  副センター長 川村  武 准教授(林業連携担当)
  副センター長 吉川 泰弘 准教授(水産連携担当)
14:30~14:40 休憩
14:40~15:30 ディスカッション ※1 テーマ「研究の開始・推進・実用化への課題」
15:30~15:40 閉会挨拶:オホーツク農林水産工学連携研究推進センター長 星野 洋平
15:40~16:40 ポスター発表 ※2 場所:北見工業大学 3号館1階 エントランス
18:00~          情報交換会 ※3 場所:オホーツクビアファクトリー

※1 ディスカッション

研究成果を実際に使えるものとするためには、実用化・商用化の段階をクリアして誰でも使えるようにすることが必須と考えております。一方で、大学はこれまでにない新しい技術について研究・開発して0→1とする(つまり、これまでにない新しい技術の開発や導入)というのは得意なところではありますが、粗削りな部分を突き詰める必要のある実用化・商用化の部分(1→100とする部分、つまりコストを考えつつ詳細を詰めていく部分)が苦手(組織の性格上、製造・販売・サポートやメンテナンスのことまで考えると、大学単体での商用化はほぼ不可能)という認識を持っています。

そこで、「研究の開始→推進→実用化への課題」について、メーカー(機械メーカー等)、ユーザー(生産者、農協、漁協、森林組合)、大学研究者、自治体関係者、研究所研究者などから意見を伺いながら、今回については特に結論は求めずディスカッション(意見交換)を行い、初期の研究→試作→実用化・商用化の段階を迅速に進めるためにどのような連携や協力が必要かを討論して認識合わせを行う機会を設けます。


※2 ポスター発表

当センターの研究内容などについて、ポスターを掲示します。
担当学生など研究実施担当者が内容を説明しますので、お気軽にご覧ください。


※3 情報交換会

申込概要

準備中

※決定次第、本ページにてご案内しますのでしばらくお待ちください。

主催

    北見工業大学オホーツク農林水産工学連携研究推進センター

    問合せ先

    北見工業大学 研究協力課 地域連携係

    〒090-8507 北海道北見市公園町165番地
    TEL:0157-26-9157 FAX:0157-26-9155
    E-Mail:kenkyu11*desk.kitami-it.ac.jp
    (送信時に*を@に変更してください)

    « 前のページに戻る