北見工業大学シーズ・ニーズマッチングシンポジウム2023を開催しました
12月14日(木)、本学講堂において「北見工業大学シーズ・ニーズマッチングシンポジウム2023」を開催し、地域の企業や自治体職員の方など約100名にご参加いただきました。(開催案内の記事はこちら)
初めに、シンポジウムを主催する社会連携推進センターの藤井享センター長より開会挨拶があり、続いてポスターセッション形式で、北見工業大学が掲げる8つの重点研究分野(エネルギー、地球環境、寒冷地域防災、冬季スポーツ、工農連携、医工連携、先端材料、機械知能情報)において進める研究について本学研究者が紹介を行いました。
出展された全26テーマのポスターセッションでは、各テーマ2分間のショートプレゼンテーションにより研究の概要を紹介した後、それぞれのブースで参加者と研究者が交流する時間を設け、質問・相談などが活発に行われました。
また、本学同様に国立大学法人北海道国立大学機構に設置されている小樽商科大学・帯広畜産大学の産学官連携を推進する取組についても紹介したほか、経済産業省北海道経済産業局の研究開発支援に係る施策を産業技術革新課長補佐の金子和夫氏にご紹介いただきました。
基調講演では、「大学の価値を地域で活用しよう!~JSTの技術移転支援事業~」と題し、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)からお招きしたスタートアップ・技術移転推進部研究支援グループ副調査役の二階堂知己氏に、大学と地域・産業が協力して新たな価値創造に取り組む重要性などについてご講演いただきました。
本シンポジウムを通して、北見工業大学に多様な研究シーズがあることを知っていただくとともに、地域の企業や自治体と研究者との繋がりを生む非常に有意義な機会となりました。今後も地域の方々との連携を一層深めていけるよう取り組んでまいります。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
シンポジウム当日の様子