基礎教育
人と社会の関わりを学び調和の取れた専門家を育成
インフラから生活に直結するシステムまで、幅広い分野の研究・開発に携わる工学系の専門家にいま求められているのは、先端の知識や技術とともに、社会の事象への洞察力や人と関わるセンスを備えていることです。
人間・社会・文化・言語について総合的、体系的に学ぶことで調和の取れた専門家を育成します。
カリキュラムの特徴
基礎教育の主軸は、教養科目と副専門科目。教養科目は、幅広い教養を培うのが目的です。
授業に、集中的な語学教育、人文・社会科学に関する基礎知識の修得、体育実技の指導を導入。
副専門科目は、工業技術者や研究者に求められる、豊かな思考力を養う教育を実践しています。
新しい型の技術者
ますます多様化する人々の価値観、複雑化する世界情勢…。これからの技術者が、培った技術をもとに社会貢献を実現するうえで、「今」を読み取る洞察力は、必要不可欠です。基礎教育での学びは、人文科学と社会科学の2分野を含みます。それは「体系性と総合性を備えた人間科学の研究と教育」を実現するため、工学と人間科学のスキルが融合した、豊かな思考様式を備えた、新しいタイプの工学技術者の養成を目標としています。
基礎教育の概要
複眼的な視野と、人と接するセンスを身につける
教養科目(1年次)
- 英語講読
- 体育実技
- 口語英語
- 入門科目
- 教養英語
- コミュニケーション英語
- 第2外国語
副専門科目(1・2年次)
- 健康科学
- 科学技術と人間
- 言語の構造と機能
- 日本・地域経済論
- 国際政治学
- 科学技術論
- 健康とスポーツ科学
- 現代言語学
- 産業経済論
- 国際関係論
- 世界の文学
- 美術の歴史
- ポピュラーカルチャー論
- 文芸作品鑑賞
- ヨーロッパ文化
- 芸術と社会
- 美学・芸術学
担当教員
主な講義の紹介
- 現代言語学
- 国際政治学
- 芸術と社会
- 倫理学入門
- 健康とスポーツ科学
- 教養英語
- 文芸作品鑑賞ゼミ
- 芸術学入門
- 口語英語
研究紹介
基礎教育では2分野にわたって以下の研究がなされています
人文科学
倫理学、言語学、体育・スポーツに関する研究、現代芸術論、英米文学、シェイクスピア研究、西洋美術史
社会科学
地域におけるスポーツに関する研究、経済原論、ロシア法